講演会「世界遺産の魅力」を開催しました

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11月30日(月)、本校の理数科が主催する講演会「世界遺産の魅力」が開催され、理数科所属の高校1年生を中心に約 40 名の高校生が参加しました。
世界遺産検定事務局から吉田 渓介氏を講師としてお招きし、世界遺産とその魅力について講演頂きました。講演では世界を知る第一歩として、世界遺産の意義や、平和の理念について学ぶと共に、吉田氏が実際に各地を旅したときの臨場感あふれる体験談を伺いました。講演の後半には、世界遺産検定の合格ポイントの紹介も受け、ぜひとも合格したいと意気込む参加者も多く見られました。
時折、参加者の笑い声が響くとても和やかな雰囲気の中、大盛況のうちに終えることができました。新型コロナウイルス感染症が猛威を振るう中、ご講演賜りました吉田氏にはこの場を借りて感謝申し上げます。
本校では「世界遺産」を題材とした新しい教科横断型の学びを行なっております。これらの取り組みにより、世界遺産に興味を持ち中学生のうちから世界遺産検定*を受験し、認定を受ける生徒も少なくありません。世界遺産は、人間社会の歴史や文化・文明、私たちを取り囲む大自然をつなぐものであり、新時代のグローバル社会を考えるための1つの切り口として有用だと考えています。これからの時代を牽引する高校生はもちろん教員の知的好奇心が確かに刺激された機会となりました。

参加した生徒の感想

ある程度世界遺産の基礎知識は知っていたので、おさらいのような感じになりましたが、やはり世界で1121ヶ所もあるのは驚きです。吉田さんが話してくださった話ももちろんそうですけど、世界遺産はあらかじめその場所について調べておくと、何倍も楽しく見学できるんだなと感じました。来て写真撮ったから終わりではなく、ここでは昔どんな過去があったのか。そんなことでも楽しく見学できそうなので、是非自分が行く時は、下調べをして行ってきたいです。

*世界遺産検定(https://www.sekaken.jp/
人類共通の財産・宝物である世界遺産を通して、国際的な教養を身に付け、持続可能な社会の発展に寄与する人材の育成を目指した検定。

【参考:第43回検定】
検定日:2021年3月14日(日)(2020年12月16日(水)~申込開始)
実施級:2級・3級・4級