テクノロジーのより善い使い手になるために-デジタル・シティズンシップを育む

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4月22日(木)、デジタル・シティズンシップにおける「使い手の責任」にフォーカスした、授業を第1学年全体で実施しました。
 
テクノロジーの善き使い手として、ICT(Information and Communication Technology)を日々の生活や学びに役立てられる生徒を育成するため、本校では今年度の入学生から、生徒1人に対し1台のChromebookを配備しました。テクノロジーは生活を豊かにしますが、使い方を誤れば、自分自身や周囲の人々、社会全体にも危害を及ぼす可能性があります。本校では、生徒一人ひとりが安全に、責任を持って、互いを尊重するテクノロジーの使い方を身につけること―デジタル・シティズンとなることを目指した教育を行っています。
今回題材にしたのは、学校現場におけるデジタル機器の利用に関する新聞記事です。デジタル機器の利用に対する「社会の心配」について、Google Classroom上にて生徒同士が意見交流を行う「対話式」の授業を試みました。生徒たちは問題意識を持って積極的に意見交流し、デジタル・シティズンとしての一歩を踏み出しました。
 
本校ではICTに関する行動規範やルールを教員だけでなく、生徒との対話を通じて設定しています。デジタル技術を身につけるとともに、「ICTを活用するためにどのような問題と向き合う必要があるか」「どのように使えばより善く扱えるか」ということついて自ら考え、判断し、自分たちの権利を守るためにどうしたら良いかを考えられる生徒を育成します。今後もテクノロジーに対してグローバルスタンダードの視点から取り組み、生徒とともにデジタル・シティズンシップ教育を推進してまいります。