12月14日(火)5、6限に、中学1年生を対象とした「性教育講座」が行われました。埼玉医科大学医療人育成支援センター・地域医学推進センター助教の高橋幸子先生にご講演いただきました。

思春期における重要なテーマでありながら、普段は表立って話題にしにくい「性」の問題。しかし、生徒を取り巻く社会環境が大きく変化していることから、「性に関して適切に理解し、行動できるようにすること」「相手を思いやり、自分の心身を守り、望ましい人間関係を構築する力をつけること」を目的とし、6年前から道徳の授業の一環として導入しました。高橋先生の「親子で学ぶことも大切」との意図のもと、希望される保護者の方にも積極的にご参加いただいています。

参加した中学1年生は、高橋先生の親しみやすく優しい口調や、わかりやすいスライド資料、さらには教員による寸劇に時折笑い声を上げながらも、真剣に聴き入っていました。講演後のアンケートには「なかなか自分からは触れない内容なので、勉強できてよかった」「相手のことをよく理解してあげたいと思いました」「知らなかったことを深く学べた」「これからは、今日学んだことを今後活かしたい」など、うれしいコメントがたくさん寄せられました。

今日の講座をとおして、生徒たちが自分の心身の成長に理解を深めると同時に、家族や友人、周囲の人々に対して、これまで以上に思いやりの心をもって接してくれることを願っています。