令和4年10月8日(土)、9日(日)の2日間、栃木県ライフル射撃場にて、第77回国民体育大会・エアライフル少年女子60発競技が行われ、嘉部恋さん(3-B3)が見事準優勝を果たしました。
嘉部さんは、埼玉県の選手団からも大きな声援を送られ、8日(土)の予選を1位で通過。9日(日)の決勝は、最大で24発の勝ち抜き戦。予選上位8名がしのぎを削る中、嘉部さんは勝負強さを発揮して最後の2人に残り、最終の23発と24発は徳島県の選手との一騎討ちとなりました。23発目を終えた時点でも勝敗がつかない白熱した試合になりましたが、0.1点差で惜しくも優勝を逃す結果となりました。しかし、嘉部さん自身にとって初出場の国体は、大きな手応えと成長を感じた大会となりました。
「初めての国体でとても緊張しましたが、埼玉県チームやクラスメイト、現地に来て下さった方々からの応援で準優勝という結果を残すことができました。自衛隊体育学校の日本のトップ選手の皆さんと過ごし、多くの学びを得るとともに自身の大きな成長を感じることができました。 国体での貴重な経験を活かし、今後の大会に臨みたいです。」
嘉部さんは、ジュニア日本代表メンバーに内定し、来月韓国・ソサン市で開催される「東アジアユースエアガン大会」に出場します。日の丸を背負って、韓国・中国・シンガポールの選手と熱戦を繰り広げます。世界に挑戦する嘉部さんに、引き続き大きな声援をよろしくお願いいたします。