OB&OG's VOICE ~筑波大学 早坂 伊織 さん~

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今、目の前にある山積みの課題を
正しく選択し、確実にこなす力

41期生 グローバル選抜クラス
早坂 伊織さん
進学先 筑波大学 理工学部

――学校生活で特に注力していたことは
 
早坂:勉強と部活、委員会活動の3つを並立することです。
国立大学に現役進学することを目指しながら、陸上部部長や体育委員長としての仕事を全うしました。

――学校生活での一番の思い出は
 
早坂:高校3年生の時に、体育委員長として企画運営を行った体育祭です。
生徒全員の思い出に残る体育祭を運営するために、役員と共に競技のルール作成や当日の生徒の誘導を行いました。やるべきことがたくさんあり、その期間中はとても辛く感じましたが、振り返るととてもタメになる経験だったと思います。

――学校生活で、やっておけば良かったことはありますか
 
早坂:同じクラス以外の同級生ともっと積極的に交流を深めれば良かったと感じます。
自分は選抜クラスに在籍しており、クラスの人数も少なめだったので、他のコースの生徒と部活動や委員会以外での交流が少なくなってしまいました。せっかく同じ高校の同級生だったのに、積極的に交流を広げなかったことを、今になって少し後悔しています。

――自分自身で成長できたと思うのはどのような部分ですか

早坂:目の前の仕事や課題に優先順位をつけ、確実に処理していく力です。
課題やテスト、部活、委員会など、やらなくてはいけない仕事が山積みになってしまう時が誰にでもあると思います。そんな状況であっても、楽なことから、好きなことだけに手を付けるのではなく「今、目の前にある、向き合わなくてはならない問題」に対して、適切に優先順位を考え、確実にこなしていく力が身についたと感じています。

――西武文理に入学して良かったことは
 
早坂:自分をよく見てくれる先生や、自分と同じ志を持つ仲間に出会えたことです。
高校3年生になると、進路決定や受験勉強で、「自分が本当に何をしたいのか」を見失ってしまった時期もありました。そのような時に、自分をよく見てくれた先生のアドバイスをくれたり、仲の良い友達がいつも通り接して支えてくれたりしました。そのおかげで受験も上手く戦えたと思います。

――これからの夢・目標は
 
早坂:まずは大学で高いレベルの数学を学び、教員免許を取る予定です。
大学卒業後は教員として、数学の魅力を生徒に伝えつつ、高い人間性をもった生徒を育成し、「若者が積極的に日本をより良くしていける」社会を醸成する手助けしたいと考えています。

――最後に西武文理への進学を考えている皆さんにメッセージをお願いします。
 
早坂:「西武文理が良い学校か」の答えは、人によって異なると思います。
そもそも、誰にとっても最高な高校はありえません。しっかりと文理に足を運び、「自分に合っていると少しでも思えたら、その期待を裏切らない」そんな高校だと思います。受験勉強など、大変な時期だと思いますが、自分を信じて、最後まで頑張ってください!!