令和4年度 3学期始業式が行われました

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1月7日(土)、令和4年度3学期始業式が行われました。

学校長挨拶(全文)

皆さん、あけましておめでとうございます。令和5年(2023年)の幕が開きました。

皆さんに冬休みの宿題があるように、コロナやウクライナ戦争と昨年からの、人類に対する大きな宿題が残っています。皆さん一人ひとりが他人事とせず、まだ学生だからと遠慮せず、グローバル教育の西武文理の生徒には、課題の解決方法を、現状を観察し考え続けてもらいたいと思います。将来、皆さんが大人になったとき、多くの課題解決に挑むためのトレーニングです。今年は学校も、少しずつ教育活動を、以前のレベルに戻す努力を続けていきます。卒業式も少しずつ、従来の形に近づけ、参列保護者数を増やすなど工夫をします。また、令和5年度の海外研修旅行も例年の計画を修正しながら、実現の可能性を最後まで追求したいと思います。

新年です。皆さんも今年の目標を掲げてください。何がしたいのか、どんな大人になりたいのか、どのレベルの力をつけたいのか。目標を持っている人と持っていない人は成長のスピードが違います。たとえ目標に到達できなくても、なぜ到達できなかったのか検証することができます。目標を立てられない人は、自己反省の力を鍛えることができません。ましてや、ライバルとの競争力もつきません。

私の抱いてきた目標は、西武文理をもっと、生徒と先生方そして保護者の皆さんと信頼関係を高め、一体感のある学校にすることです。その為、先生方に新年早々お願いをしました。

一つは教科の専門職として、教科指導や大学入試を研究し、どこの学校にも負けない一番いい授業を生徒に提供すること。
次に大人として、生徒の模範になる立ち居振る舞い、発言をしてもらいたい。生徒の気持ちを理解し相談にのれる教員になること。

実は、私の目標達成には、これを生徒の皆さんに置き換えても同じことなのです。

一つは生徒として好奇心旺盛に学ぶことができ、自ら進んで学力を高められる生徒になること。
次に先輩として後輩の手本となる、品位ある言動や行動をとる。後輩の相談にも丁寧に対応できるホスピタリティ精神をもち、後輩が憧れる先輩になること。

皆さんなら、きっとできますね。

この始業式で、今の3学年が揃っての集会は、最後になります。3年生は、自宅学習期間に入りますが、最後の最後まで、自分の第一志望に向けて努力を続けて下さい。応援しています。

令和5年、皆さんの夢が叶い、皆さんが素敵な大人に一歩近づける年になりますように、願っています。

学校長 柴田 誠