Leader’s Interview ~ダンス部 主将 比留間 優月美~

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Keep on Smiling!
人の心を動かせる作品を創りたい

ダンス部
主将 比留間 優月美 さん

――比留間さんがダンス部に入部したきっかけは何ですか。
 
比留間:文理中学の頃からダンス部に所属していました。顧問の先生方や高校の先輩方と身近に接して、高校生になっても引き続きダンス部で頑張りたいと思っていました。

――ダンス部の活動について、具体的に教えて下さい。
 
比留間:はい。新入生が5人入部し、現在は12人で毎日練習しています。練習は週5日。大会前には休日に活動することもあります。大勇館が私たちの活動場所です。練習中は、常に「大きな声」を出すことを意識しています。声が出れば、自然と気持ちも上がっていきますし。あと、素早く行動することを全員で心がけています。練習時間には限りがありますし、無駄な時間を作らないことが、練習時間を充実させることだと考えています。

――ダンス部には、チームポリシーやスローガンはありますか。

比留間:私たちは、「人の心を動かせる作品」を創ることを目的としています。そのためには「1つ1つの踊りを通して、どのような感情を伝えたいのか」を明確にすることが必要です。それを全員が理解した上で、振り付けのニュアンスやカウント、微妙な表情など、ディテールにしっかりこだわって演技することを心がけています。そして、私たちのモットーは、“Keep on Smiling”です。私たち自身が、ダンスを楽しむこと。そうじゃないと、人を楽しませることはできないし、感動を与えることもできないと思っています。

――比留間さん自身が、リーダーとして一番楽しいのはどんなときですか。
 
比留間:現在のチームは、3年生が私一人なので、先生方や2年生のメンバーに支えられて、何とかチームをまとめられているという感じです。チームメンバー全員で意見を出し合ったり、声をかけ合ったりしながら活動しているときは、とても楽しいし、同時に感謝の気持ちでいっぱいになります。それから、これはリーダーとは関係ないかもしれませんが、ハードな練習を乗り越えて、自分たちでも納得のできる作品ができたときや、たくさんの方に拍手をいただいたときは最高の気持ちになります。このメンバーでもっともっと踊りたいって、心からそう思います。

――リーダーとして大変なのはどんなときですか。どうやって乗り越えますか。

比留間:部活の時間は、実際に体を動かす練習を中心に行いたいので、振り付けや構成については、事前に家で考えます。原案を作るのはリーダーとしての私の仕事だと思っているので、そこは楽しくもありますが、勉強との両立に苦しむこともあります。だからこそ、学校外でも時間の使い方には注意しています。それから、これはリーダーとして大変という話ではないのですが、後輩たちとの間に壁を作らず、本音で言い合える関係を築くことを意識しています。後輩たちの意見に耳を傾け、自分の意見もしっかり伝える。ちゃんとコミュニケーションが取れていれば、チームとして機能できると思っています。

――ダンス部の目標を教えて下さい。
 
比留間:近いところでは、5月の学校総合体育大会埼玉県高等学校ダンス発表会で入賞することです。そして、8月に行われる全日本高校・大学ダンスフェスティバルに出場し、この大会でも入賞することです。

――比留間さんにとってダンスとは何ですか?
 
比留間:一言でいえば、“No dance, no life”です。1つの目標に向かって、仲間と本気で努力する機会はなかなかないと思います。でも、ダンス部ではその経験ができます。「青春はダンスにそそいだ」って言い切れるよう、今後も仲間を大切に前進していきたいと思います。

――ありがとうございました。最後に文理高校の受験を考えている皆さんにメッセージをお願いします。
 
比留間:部活も勉強も、欲張って両方がんばりたい人にとっては、西武文理は随一の学校だと思います。受験、がんばってください!