Leader’s Interview ~女子バスケットボール部 部長 土谷 朱乃~

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1人1人が自分の長所を生かす。つながる。
それがチームの力になる。

女子バスケットボール部
部長 土谷 朱乃 さん

――土谷さんが女子バスケットボール部に入部したきっかけは何ですか。
 
土谷:文理中学でもバスケットボール部に所属していました。中学時代は、部員も少なく練習メニューも限られていたので、どこかにもっとバスケに打ち込みたいという思いがありました。高校に入って、先輩たちやいろんな中学から集まる仲間たちと切磋琢磨して、もっともっとバスケがうまくなりたいと思い、入部しました。

――女子バスケットボール部の活動について、具体的に教えて下さい。

土谷:週5日、月・火・水・土・日に北斗館の2階で活動しています。平日は18時までと練習時間は短いのですが、その分、集中してプレーすることを心がけています。部員は、新入生7人が加入して、18人になりました。先輩後輩に関係なくみんな仲が良いので、楽しく活動できています。初心者の人もいるので、基本的な練習もしっかり行います。

――女子バスケットボール部には、チームポリシーやスローガンはありますか。

土谷:メリハリをつけて行動することを徹底しています。練習時間は短いので、その中でどう練習を充実させるかということを考えると、やっぱり無駄な時間をなくし、 少しでも練習時間を長くしたいです。準備や移動もなるべく早くするよう心がけています。バスケ部は「学習と部活の両立」を掲げています。この「メリハリ」は、勉強面にも生かされています。

――土谷さん自身が、リーダーとして一番楽しいのはどんなときですか。
 
土谷:公式戦でも練習試合でも、試合で勝ったときは本当にうれしいです。練習の成果が実感できる瞬間ですし、チームスポーツだからこそ、その喜びは何倍にもなります。選手はもちろん、マネージャーや先生方、OGの先輩たち、みんなで頑張って手に入れた勝利は格別です。

――リーダーとして大変なのはどんなときですか。どうやって乗り越えますか。

土谷:練習のスケジュールを立てたり、練習メニューを先生と相談したり、日々の事務的な連絡やメンバーへの声がけなど、やらなければならないことはたくさんあるので時間には追われています。特に、課題や委員会の仕事、行事の準備などが重なると、いっぱいいっぱいになってしまうこともあります。
 
また、練習中は、自分だけでなく他のメンバーのプレーや様子にも気を配らなければならないし、全体をうまくまとめなければならないので、悩んだりするときもあります。
 
ただ、あらためて考えてみると私がメンバーを支えるというより、私のほうがメンバーに支えられている場面のほうが実際は多いかもしれません。本当にみんな協力的ですし。

――それも土谷さんのリーダーシップが機能している証拠では?
 
土谷:そうだとしたら、うれしいです。

――女子バスケットボール部の目標を教えて下さい。
 
土谷:県大会出場などの具体的な目標も大事ですが、今のチームは、まず1人1人の選手が自分の長所を生かして、活躍できる選手になることが大切だと思っています。1人1人の力が結集して、チームの力になります。全員が自信を持ってプレーできるように、練習に励むこと。そして、メンバーの長所がプレーの中で生かされるためには、互いが相手を思いやり、理解し合って、つながることが何より必要です。

――土谷さんにとって女子バスケットボール部とは何ですか?
 
土谷:自分らしくいられるところです。安心して素の自分を出せる、そんな場所です。悩み事もまずはメンバーに相談しますし。そして、メンバーたちとの絆を深めながら、楽しく厳しく切磋琢磨できる場所、自分を成長させてくれる場所でもあります。

――ありがとうございました。最後に文理高校の受験を考えている皆さんにメッセージをお願いします。
 
土谷:文理高校は先生たちがとても協力的で、手厚くサポートをしてくれるので、いろんなことに挑戦できます。生徒同士も仲が良く、たくさんの魅力がつまった学校です。