教科メッセージ

各教科からのメッセージ

各教科においても基礎学力の定着はもちろん、柔軟な思考力、判断力、表現力を備えた、確かな学力の育成をめざす本校の学習指導。教職員が一丸となって、生徒の指導、育成にあたっています。

【国語科】 国際社会で必要な 国語力を身につけよう

国語科では、国際社会で堂々と生きていくのに相応しい教養と日本語力を備えた生徒の育成に取り組みます。例えば約千年前に成立した『源氏物語』。この頃、自由に文字を操ることができた女性は、世界広しといえども日本にしかいません。また日本には英語が苦手な人が大勢いますが、それでも日本が先進国なのは、日本語が優れた思考を支え得る証明でもあります。これらのことに誇りをもって世界に発信できるような人材を育成したいと思っています。

(国語科/中澤 美智子)

【数学科】数学で論理的な思考力を

これからの時代は、いわゆる文系・理系といった狭い区別をすることなく、全員が豊かで幅広い教養を備えておくことが求められます。本校では、数学を実用的な道具として身につけることと、論理的な思考力を身につけることを目標としています。なぜそうなるのか、なぜそのように考えるのか、という“本質を探る” 力を身につけ、新たな境地・新たな世界を体感してください。

(数学科/新藤 真弘)

【英語科】皆さんが英語を学ぶ理由は何ですか?

それには様々な理由があるでしょう。答えは一つではありません。私たちは、「グローバル社会でより豊かな人生を送ることに繋がるから」と考えています。本校では、受験英語を超えた本物の英語力を身につけ、これからのグローバル社会で生き抜くために必要な素養をもった生徒の育成に取り組んでいます。一緒に楽しく「本物の」英語を学びましょう。

(英語科/土屋 進一)

【理科】疑問をもち考える

人が生きていくうえで大切なことは、様々な事象に疑問をもち、それらについて自発的に考えることです。理科の授業ではその疑問を解決すべく基礎知識や実験技術を学ぶのです。そして、得た基礎知識を論理的思考で更に発展させる力もつけていきます。現在の日常生活は、理科の様々な分野の理論や技術なくしては成立し得ません。理科を学んで、豊かな未来社会のために貢献しようではありませんか。私たち教員は、君たちにそれを期待します。

(理科/中村 逸郎)

【地歴公民科】「誰一人取り残さない」 社会を実現するために

今年度の新入生から1人1台Chromebookが配付されました。デジタル活用の新たな授業展開に地歴公民科は積極的に取り組んでいきます。新しい教育課程に基づいてしっかりと学力を習得しつつ、行動の善悪を自分で判断できる力であるシチズンシップを身につけて欲しいと地歴公民科では考えています。皆さんがこぎ出していく社会は、今以上に多様性に富んだものとなっているでしょう。そんな中でも、自分を大切にし、他者への配慮を忘れないホスピタリティ精神をもって、ポジティブに進んでいってください!教員も皆さんと一緒に伴走していきます!

(地歴公民科/小向 江利子)

【情報科】情報化社会を正しく 楽しく歩むために

社会は歴史の流れとともに農業社会から工業社会、そして情報社会へと進展してきました。現代の社会では他者とのデジタルな距離感が縮まるなど利便性が向上した反面、プライバシー侵害などの様々な問題も発生し、便利さとリスクが表裏一体となっています。情報の授業ではパソコンスキル向上だけでなく、情報社会を正しく、楽しく歩めるよう、様々なプログラムを用意しています。

(情報科/上條 秀一)

【芸術科】毎日を輝かせるために

本校では1年次に音楽・美術・書道の中からひとつを選択し学びます。好きなバンドの曲を聴きながら一緒に口ずさんだり、今日の空の色について考えたり、ペンをもって文字を書いたりすることは、普段当たり前にやっていますよね。これら一つひとつは、実は日常にあふれる芸術なのです。芸術の授業を受けて技術の向上を目指すことはもちろんですが、毎日のほんの一瞬を楽しめるように、自分の世界を開いていきましょう。

(芸術科/森田 雪乃)

【保健体育科】どんな状況でも活躍できる社会人を目指して

本校では、刻々と変化する社会においても自己をしっかりアピールし、どんな状況の中でも活躍できる人材になってもらいたいという思いから、自主性を重んじる授業を行っています。保健の授業では現在社会で起こっている様々な情報をリアルタイムで取り入れ、過去と現在の違いを比較しながら、改良されてきた社会的な政策がどんな意味をもつのだろうと考える力を養います。生涯にわたり健康的な生活を送っていくために、心技体を鍛えていきましょう。

(保健体育科/金井 啓子)

【家庭科】生活実践力を育む授業

家庭科と聞くと何を思い浮かべますか?自らを取り巻く社会や環境を客観的に捉えたうえで、授業や生活で得た知識を活用しながら、生活に合わせて正しい情報を取捨選択していくことが家庭科で学べる“力” です。家庭科は受験科目ではありませんが、生きていくうえで大切な教科です。自らの力で今よりも豊かな生活を送るための教養を身につけましょう。

(家庭科/舩田 乃梨子)